銭湯に入り、8bitパソコンを想う

日々銭湯に通っているのだが、定番の銭湯が休みのときには、他の銭湯をその都度選んで行っている。
今回も他の銭湯に行き、慣れない感じで湯船に浸かっていると、ふと思う事があった。
「この銭湯は、風呂の種類が充実しているな、店主の愛想も良いし、でも歯磨き禁止なんだよなぁ…。」
「個人銭湯って個性が出ていて、二つと同じものは無いな。」
ってな事を頭の中で巡らせていると、それをきっかけに、
「これって、8bitパソコンと同じじゃないか!?」と気付いた。
当時のパソコンは、会社の個性が全開の仕様になっていて、どのマシンもキラリと輝いていた。
互換性など無い不自由な世界であったが、自分の理想に近いパソコンを選ぶというロマンがあった。*1
最近、アスキーから出た本、「みんながコレで燃えた! NEC8ビットパソコン PC-8001PC-6001*2 なんて懐かしくて思わず買ってしまったりしたけれど、「あの頃はあの頃の独自の文化が確立していて、発展途上のいい時代だったんだなあ」とジジイの様に想い更ける夜でした。

*1:リスクという言い方も出来るが。

*2:ISBN:4756145914