evkitProを導入するその3

インストールが終わったら、環境変数を登録する。
pqrs.orgでは、

あとは環境変数として以下の内容を .bashrc とか .zshrc とかに書けば OK。
export DEVKITPRO=~/gba/devkitpro-r18/
export DEVKITARM=$DEVKITPRO/devkitARM
export PATH=$DEVKITARM/bin:$PATH

とあり、~/.bashrcに登録する事に決めた。
しかし ls ~/ で見ても、.bashrcは無い・・・。
どうやら、新規作成するようだ。
vi ~/.bashrc
として、環境変数を書き込む。
しかし、.bashrcを作成してもファイル中のexportが活かされていない。
echo文でも表示されていなかった。
知人に聞くと、以下の答えが返って来た。

ターミナルの起動
(最初のログイン時のシェルの起動時:ログインシェル)

まず、ユーザー共通設定が読み込まれます。

/etc/profile #ユーザー共通設定

で、ユーザー毎の設定が読み込まれます。

~/.bash_profile #ユーザー毎設定1

ユーザー毎設定1が見つからない場合、ユーザー毎設定2の読み込みを試みます。

~/.bash_login #ユーザー毎設定2

さらにユーザー毎設定2が見つからない場合、ユーザー毎設定3の読み込みを試みます。

~/.profile #ユーザー毎設定3

以上が、ログイン時のbashの環境読み込みルート。

ログイン後、シェルを別起動すると、今度は上記ルートは通らず、ユーザ毎設定4を読み込みます。

~/.bashrc #ユーザ毎設定4

なので、変更時の手間や重複した設定を行わない為.bashrcに記述しておいて、それを.bash_profileで読み込むのが良い。

つまり、.bash_profileを作成し、その中に「source .bashrc」を書き込んでおいて、.bashrcを読み込むという事だ。
ふただびecho文で表示してみたら、きちんと表示された。
環境変数の設定が完了した。